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若いつもりが歳をとったつもりが初老になってもう詰んだ

さて46歳です(2021年時点)。
北海道で生まれて、18歳で就職のため上京。そこから転職することもなく四半世紀も同じ会社に勤めております。

最近、ニュースとかで逮捕された犯人が僕より年下だったり、訃報を聞いた時にも亡くなった方が僕より年下だったりして、「うーん、俺も歳をとったなぁ」と言うのを実感しております。ただ惰性で生きていないと言う自負だけはありますが…

矢向と言う街で僕がよく話す人たちは、やはり行きつけのBARや居酒屋の常連さん達が多いです。ちなみにマスターは僕の10歳下で常連のお客様は20代後半から30代前半くらいの人が多いです。

「若いつもりが歳をとった」と言う衝撃的な歌詞を残しユニコーンが解散したのが奥田民生が28歳の頃です。
奥田民生さんと僕はちょうど10歳離れているのですが、当時は「え?28歳ってまだまだ若くて人生の頂点くらいの年齢じゃないの?」と思ったものです。

しかし、時間とは残酷にも止まらずに経過して行くものです。僕が歳をとった分、他の人も同じだけ歳をとる訳で、年齢は縮まらないのです。

2021年現在、BARのマスターや常連さんたちは結婚して子供も出来たりして、親になっている”世代”です。
そろそろ本格的に「若いつもりが歳をとった」と思う頃では?と思っております。

僕はそのくらいの年齢からさらに一回りしているので、「中堅のつもりが老害になった」って感じなのでしょうか?
それはそれで哀しい。

Sedaikoutai man

当たり前ですが、おっさんだとしても若い人(男女問わず)と話すのは好きです。若い人と話すと刺激がもらえますし、女性と話すと楽しいですしね。

若い女の子と話す時は「年齢がひと回り以上違うんだぞ。それを忘れるな!遊ばれてるんだよお前は」って感じを肝に銘じないといけない年齢。決して変な気は起こしてはいけないのです。

また、”暗い話にばかりやたら詳しくなる”どころか、「その原因は何なのか?世界情勢?雇用問題?日本の政治?」ってところまで足を踏み入れるようになってしまいました。職業を自由に変えられるのなら政治家かコメンテーターになりたいと思うほど。

人間歳をとるといろんな事の答え合わせが行われていくものです。そうするとワクワクと言う感覚はその分減って行きます。
僕は50歳を超えると今までの人生の伏線回収に入るのでは?と思っております。

高校時代との友人とももうほとんど会ってませんし、在宅勤務が続いてるので会社の同僚や上司部下とも会ってません。まぁ、仲の良かった友人たちも家庭を持つと疎遠になっていくのは世の常です。

結果、僕は今、矢向という街で地元の飲み屋で”初老のお腹が出たオデコが広いおっさん”として隅っこで飲んでいる次第なのですよ。

さて、この前、行きつけのBARの常連さんの息子が「ギターを修理に出したい」と言ってたので、近くの川崎の楽器屋に一緒に行ったのですが、考えてみればその子は17歳。僕は46歳。周りから見たら完全に”親子”状態です。

それだけならまだしも、仮に僕が結婚してて子供がいたらそろそろ孫ができてもおかしくない年齢(世代)に足が掛かってしまいました。僕の仲の良い同級生もまだ孫こそいませんが、もう数年で社会か大学進学する年齢です。

僕は楽観的な性格なので、このまま一人で老後を迎えることにまだ不安を感じてはいません。正確に言うと「そう言うことを考えないようにしている」って感じかもしれません。
生涯独身が増えていると聞いています。そうすると、最後は孤独死の可能性が高い訳です。

ちなみに、幸か不幸か(?)北海道の高校から一緒に上京してきた同級生はまだ誰一人として結婚しておりません。叶うことなら、シェアハウスで共同生活をして、老後を過ごせれば嬉しいなぁ。なんて思っております。

…いや、ワンチャン結婚あるかも?50歳くらいまではそう言う淡い期待をしておくことにしましょうか。

では。

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