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生放送を止めるな!〜芸人たちのピンチとチャンス

2021年末、日本のコロナ感染者数は落ち着いており、収束を迎えようとしていました。しかしながら海外でオミクロン株が発生し、このままでは日本でもまた新しい波が来ると言われていたんですよね。

そして、2022年。
想像通り、オミクロン株は爆発的感染力で一気に過去最高の感染者数を叩き出しました。
そして、国のガイドラインも色々と変わっていきます。

ある程度想像はしていましたが、実際に広まってみると「ここまでとは」って感じです。そして、”濃厚接触者”のガイドラインにより、テレビ・ラジオは大打撃を受けることになりました。

テレビは朝や昼のニュースや情報番組、そしてラジオはほぼ生放送で行われます。

そこで芸能人に陽性、ひいては濃厚接触者が大量発生します。

しかし生放送は止めたり総集編を流すことはできません。
そこで、”代打システム”が導入されました。

これ、芸人にとっては、ピンチとチャンスを生んだと思うんですよね。
特に松本人志さんが濃厚接触者になった時に代打として出たモノマネ芸人のJPさんとかは一気に知名度が上がったのではないでしょうか?

ちなみに今回僕が知っている限りで知っている主役不在は下記の通り。

■TBSラヴィット
・MC川島さん
■ニッポン放送オールナイトニッポン
・オードリー、ファーストサマーウイカさん
■TBSラジオJUNK
・おぎやはぎ、バナナマン(日村さん)

ラジオは深夜ラジオなので「おぉ、代打でこの芸人がラジオやるか!」って言うこともあり結構新鮮に聴けた人も多いのではないでしょうか?

特に朝の帯である、『ラヴィット』は日替わりMCと言う形をとり、不謹慎ながらも「今日は誰が代打だ?」なんて思ってテレビを見てた人も多かったと思います。

今回の件、通常事態ではまずあり得ない事なので、業界関係者も注目していたのでは無いでしょうか?(テレビ局、ラジオ局の裏方は物凄く大変だったと思いますが…)

特に『ラヴィット』はニュース番組では無いものの沢山の芸人を集めた朝のバラエティー番組なのでMCをやると言うのは貴重な経験だったと思います。
休養中の川島さんとしては「俺じゃなくても俺よりも上手く場を回されたら…」って言うビンチだったでしょうし、他の芸人にとっては「よっしゃ!MCだ!」って顔を売るとんでもないチャンスだったでしょう。

もちろん、陽性にならないように気を付けて生活するのが一番です。しかしながら、芸人たちはいろんな番組に出て他の芸人と仕事をすることが多いです。

生放送とかになるとアクリル板やディスタンスと保っていたとしても沢山の芸人を呼ぶような場合どうしても感染リスクは高くなりますし、感染者が発生した場合、濃厚接触者になってしまいます。

それでも、生放送は続く。
今回は、いい意味で芸人の結束を見た感じがしますね。

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コロナはいつまで続くかわかりませんし、収束したとしても昔のような生活はできないと言う覚悟をしないといけないと思っております。
今後、「ちょっとでも体調が悪いと判断」した場合にはこういう”代打システム”が主流になるのかもしれません。誰でもできる仕事では無いので、やっぱり実力がある芸人ってのはいざという時頼りになるなぁと再確認いたしました。

みなさんご自愛くださいね。

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