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食べのもの二極化(ラーメン編)

1000円以上するラーメン屋の閉店が相次いでいるそうです。
「ラーメンに1000円以上は無いわぁ〜」と言う感じでしょうか?

でも、麺と食材にこだわれば1000円以上するラーメンがあっても致し方ないと思うんです。

ちなみにお寿司と蕎麦は完全に二極化(大衆化と高級化の切り分け)が終わったと感じております。
回転寿司やパック寿司でも美味しいお寿司は食べられますがやはり数万円のお寿司となると場所の雰囲気も含め特別な体験をする事ができるとか、蕎麦も昔ほどでは無くなりましたが主要駅のホームには立ち食い蕎麦屋がたくさんありました。最近ではホームではなくコンコースが多いと思います。
ここも安価で蕎麦を食べることは出来ますね。でもゆっくりと味わう事は難しいのでは無いでしょうか?立ち食い蕎麦はとにかく回転率命ですからね。
だとすれば数千円高くなってしまうけど座敷があるような蕎麦屋で昼飲みするってのも乙なモノでしょう。

Sushiya buildingSushi kaitenzushi

で、ラーメン。
この領域に関しては800円位が定番としての相場なのかな?と(2024年現在)。タンメンは900円位でチャーシューメンで1000円位。
この金額より気持ち安めってのが町中華のラーメンの値段なのでは無いでしょうか?

それに対して高級ラーメン店の数が多すぎるのかもしれません。供給過多ってヤツです。
高級ラーメン屋のコンセプトは何でしょう?もちろん選りすぐりの食材とかもあると思いますがゆっくりと食べられる様な作りになっているのでしょうか?回転率考えてませんか?

回転寿司は今はソファー席とかを取り入れてファミリー層向けになっていますある程度の長居OKみたいな。お寿司以外にもいろんなメニューありますから家族とかで行っても困らない作りになってます。

蕎麦屋はワイワイと言う感じでは無いかもしれませんが酒飲みとしてはチマチマ呑む場所として提供されていると思います。昼飲みとなるとお酒だけではなく天ぷらとかも注文する事になると思うので客単価としてはなかなか良いのでは無いでしょうか?

それに対して高級ラーメン屋は長居できるのか?「ラーメン食ったらとっとと出てってくれ!次のお客様が待ってる」みたいな感じなのでは無いでしょうか?
……とは言えラーメン屋で長居すると言うイメージもあまり湧きません。ビールと餃子で少し腹を膨らませてラーメンで締めるとしてもそんなに時間かからないと思うんです。

もちろん飲食業なので売上は第一です。その中で営業利益がどのくらいの割合になるか?店を継続していく重要な数値になりますからね。

ただ、1000円〜2000円のラーメン屋を乱立しても競合が多すぎる結果になりそうな気がして…「なら日高屋でよくね?」みたいな感じになっていく様な気もしてまして。
(一時期乱立した変な名前の高級食パン店みたいな)

整理すると日本の色々の食べ物は同じジャンルでも
・大衆店
・高級店
に分かれると思ってます。

そんななかラーメン屋だけ大衆店と高級店の違いがあまり無い(見受けられない)と言うところを解決するのがポイントなのでは?と思ってます。
あと、未だに『高級ラーメン』の定義が難しいと言うか……意識高い系のラーメンが高いとして美味しいか?と言われると難しいような気がして…後、寿司屋とか蕎麦屋は「店としての歴史」と言うのもあると思います。30〜50年位経営して世代問わず一定のお客様がついていれば良いと思いますけど、そこまで人気のあるラーメン屋はそもそも「高っ!」とは思いませんし「物価高の影響かもなぁ」とポジティブ(?)に感じることも出来ます。(『一蘭』はやはり高いと思いますがそれでも行列が絶えないのはブランディングを含めた成功なのでしょう)

Food ramen ishiki

意識高いやつ

新規オープンとか2年位で限界をうったえると言うのはバブル期のサラリーマンの一部が「脱サラして喫茶店やるんだよね」と言うムーブと一緒のような気がして。

そう言う意味では新横浜のラーメン博物館みたいにラーメン屋を一ヶ所に纏めて定期的に店を入れ替えると言う方針はいい感じがするんだけど、どうですかね?あそこならラーメン屋自体は長居できないですがテーマパークとしてはけっこう長居できそうなので…。

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