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昭和、平成、令和。コンプライアンスとテレビとネット

僕が生まれて半世紀くらいになります。
時代は色々と変わり「俺が若い頃は」と言う発言はすでに「はじまったよ老害の昔自慢」になってしまう年齢になってしまいました。

生まれた時からテレビはありましたが、テレビのコンプライアンスも目まぐるしく変わっているな…と感じます。
(最近は局を跨いでパロディー番組(同じフォーマット、同じテーマ曲、同じナレーションなど…)を放送する事が出来ますが昔は暗黙の了解で禁止されていました。

さて、昭和のヤンチャを平成の世の中で可視化したテレビ番組の極端な例が『電波少年』だとすると令和のコンプライアンスの時代に放送可能なチャレンジをテレビ番組として可視化したものが『水曜日のダウンタウン』なのでは?と思うんですよね。
ちなみに大泉洋さんの出世作である『水曜どうでしょう』も令和のコンプライアンス感では不適切なことを沢山行っております。(当時でも『拉致』と言う表現が出てきていたため)

そう言う意味ではTBSドラマである『不適切にもほどがある』と言う昭和と令和を行き来するドラマは、それぞれの時代の価値観によるギャップが広いから成立するのだろうなぁと実感しますね。お笑いとしても、ギャップは激しければ激しいほど両極端の考え方ができて面白くなりますから。

僕は昭和、平成、令和と奇跡的に元気なうちに経験しています。僕が子供の頃は「明治、大正、昭和を生きたよ」と言う人がいましたが僕もその時代に突入したと言う事ですね。

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時代が変わるのは当たり前ですし、なるべく合わせるようにはしています。そんななか心の中で思うのが「生きにくい世の中になったなあ」と言うことです。僕は昭和の頃はいじめられっこの方に属していたのを鑑みた上でも、です。
誰だってネットを使わなくても逆転チャンスはあったように思います。苦手な分野でいじめられても得意分野を伸ばす事が出来たような時代だったのかなぁ〜と。情報商材はなかったですし、マルチ商法もアムウェイ位だったと思います。

そう考えると昭和の時代に『水曜日のダウンタウン』と言う番組は成立しないのだろうと思います。『説』以前に普通にそういう”テイ”を使わなくてもテレビでは過激な放送がゴールデンタイムに放送される時代でしたからね。

今の人から見たら「ありえない」のが昭和。だからといっても良い面もあったように思います。
なんか今みたいにギスギスしていなかったように思うのですが、それは僕が歳をとりすぎたからかも知れませんね。

昭和時代に戻りたいか?と問われると「別に…」と言う気はします。スマホもネットもない時代。ニートや引きこもり、子供部屋おじさんは当時からいたかも知れませんが可視化されない時代でした。
キから始まりイで終わるカタカナ4文字が平気で使えた時代だったので発言自体は言う方も言われる方もある意味楽でした。

なら、どの世代が良いか?と言う『 if 』は自分を苦しめるだけだと思います。
昭和は給料が良かったけれど、残業・徹夜は当たり前の世界だったと聞きます。ほとんどの会社が『ブラック企業』。家庭をかえりみないけれどたっぷりの給料は家にちゃんと入れるから子育ては任せた!みたいな。そういう生活を望むか?と言った観点でしょうかね?
今みたいな働き方で給料がもっと貰える世の中を作るのはこれからの世代の考え方です。

もしかしたら、令和の次の元号になって随分経つと「令和ってなんでこんなにコンプライアンス厳しかったの?多様性、多様性って…生きにくい」みたいな時代になるかも知れませんね。

ただ、少なくとも自分が生きた時代を誇りに思うように行動した方が『時代を生きる』と言う事になるんじゃないかな?と思います。

ちなみにネットの情報も平成時代の「ネタにマジレスカッコ悪い」と言う(ある程度ソースを自分で調べないと恥をかく)時代から、令和になり「誤解する人が出てきたらどうするのだ!」と言う時代に変わっているような気がしています。
明らかなフェイクニュースやそういう情報がSNSに溢れてますが「これにだまされる人がいるのか?」と時折思ったりします。

自己啓発本と言うジャンルの本がありますが、これも昔から内容が変わらない普遍的な物が身を変え姿を変えて現存しているだけの感じがします。自分に合う自己啓発本を巡り合うまで読み漁るよりも一冊でも読んだ本で感銘を受けた通りの行動して何か違和感を感じた時に「自分が間違っているのか?本の通りでは今の時代通用しないのではないか?」と感じて自分で考えて行動すること自体が”自己啓発”なんだろうな〜と、皆様にお伝える事にして〆させてもらいますね。

 

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