ストレスが溜まっている。
他の人に迷惑かけられるストレスや作業量によるストレスでは無い。
なーんか仕事が上手くいかないストレス。自責思考的な嫌悪感。
自分がやらないとシステムが止まる!とかそう言う作業じゃなくて対社内に向けての報告とかそういうの。
そんなある週末、突発的に川崎のドーミーインに泊まる事にした。同期とシミュゴル(定額制)をしている時に飲み物を買いに行く1番近いコンビニが入っているホテル。
ドーミーインと言うのはある時から噂になっていた。夜鳴きそば(ラーメン)だったり朝食バイキングのレベルが凄いとかそういうの。
ストレスを上手く発散させるのは難しい。家にいると会社のパソコンも触れてしまう(事ができる)しなんか、家ではずっとYouTube見て酒飲んで、布団に横になって、だ。これでは発散が上手くいかない。下手っぴって奴だ。
少し前だろうか、『缶詰になりたい』と思った事があった。缶詰とは小説家などが締め切りに追われ出版社がおさえた宿に軟禁して無理やり小説を書かざるを得ない状況にする事。
別に文章を生業にしているわけでは無いけど集中して何かが書けるのでは無いか?と言う期待。
今回、ドーミーインに泊まるにあたってそう言う『缶詰』とかは一切考えない事にした。家を出る時のカバンにそう言う(私用の)パソコンとかは一切入れていない。
……と言うかまだ予約すらしていないのだ。
ここがポイント。
旅行とかになれば旅行先の宿を確保するのはマスト行為だ。勿論移動のチケットも。
ただ、今回は同期とシミュゴルする予定があったのでついでに最寄りのドーミーインに宿泊出来ないか?くらいの感じ。
取れなかったら家に帰れば良いだけ。
で、飛び込みで1人入れるか聞いてみたら取れた。さぁ、次は金額だ。最近のホテルは高いと聞く。今回みたいに目的ゼロの非日常を味わうだけのホテル。これがお財布に大ダメージだとそれはそれで本心から楽しめないかも知れない。
が、激安では無いものの「え?その位の金額なの?」と言う金額だった。マジか!って感じ。
そこで即決した。

ここをキャンプ地と(略)
あと、この宿泊は旅行では無いので、「せっかく旅行したのだから現地の名物食べたり歓楽街に行きたいな!」と言う感情が全く無い。
ほぼ毎週末にぶらぶら散歩してる街だ。せっかく泊まるならなんてそんな特別な街では無い。
ドーミーインには夜鳴きそばと朝食バイキングと言う2大名物があるのでそちらの方が「せっかくドーミーインに泊まったのだから」とさせてくれる。
シミュゴルの終了後、すぐにドーミーインにチェックイン。
部屋着に着替えた後に、最上階(15F)にある、大浴場へ。
外の風景を見ながら大きな浴場に浸かるのは予想以上に気持ちが良い。
早い時間にチェックインしてすぐに浴場に行ったので混んで無かったのも良かったのだろう。
ホテルならではの紅茶みたいな匂いがするシャンプーが「あぁ、ホテルに泊まっている」と思わせてくれる。
ちなみにドーミーインでは風呂上がりのアイスが無料だった。これも嬉しい。ハーシーズのチョコモナカを頂きながら浴場のフロアを見ると、そんなに数は無いけど漫画コーナーと、無料のマッサージチェアが。無料のマッサージを受けながらぼんやりとする。よし、今は仕事のことを忘れられている。
部屋に戻りテレビでブラタモリとプロジェクトXを鑑賞。
飲酒は缶ビール1缶のみ。スマホを観ながらではなくてシンプルにテレビをのんびり観るのはとても久しぶりだ。悪くない。
そうこうしているうちに21時30。ドーミーイン名物“夜鳴きそば“の時間だ。
俗に言う「こういうのでいいんだよ」醤油ラーメンを頂く。こういうのでいいんだよ系ラーメンは『美味しくてしょうがない!』……と言うものではない。あっさりと優しい味。
これはもう少し飲酒してお風呂に入った後だともう少し美味しく感じるんだろうな。とは言え、“夜鳴きそば“は宿泊料に含まれているので贅沢は言えない。ただ、許されるならばおかわりしたいくらいだったな。

ゆで卵にコショウをダイレクトにかけてしまった。
その後、前述の漫画コーナーで『チ。』を借りて読む。少し前に話題になった漫画。全8巻なのだが、全て読むには4時間を必要とした。
さて、ビールは飲もうと思えばホテル内で買えるしその気になればセブンイレブンが併設されているので色々と買い物は可能。
ただ、部屋での喫煙は不可。喫煙室はホテル内に何ヶ所かあるのだが今回の1泊の間ではタバコは3本しか吸わなかった。これに関しては自分でもびっくりであった。
朝は、噂のビュッフェ。流石にいくらとかは無かったけれどサーロインステーキと海鮮、ちょうど土用の丑の日だったので鰻ご飯だった。昔は二日酔いで避けていた朝食が楽しみになったのも悪くない。とは言え、朝からボリューミーに食べる事は出来ないので身丈を考えて配置。流石朝食に定評のあるドーミーイン。大満足である。

食後に部屋に戻りしばしのんびり。チェックアウトの時間は11時ととても嬉しい時間になっていたが、10時ちょいすぎにチェックアウト。
スマホもほとんど見なかったし、Youtubeとかも見ていない。テレビを見て漫画を読んで、大浴場に入ってご飯を食べる。
十分に非日常を味わえたが、その30分後には自宅に着いて日常に帰ってしまったのだった。しかし、たまにはいいね。こういうの。

