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むやみにコンフォートゾーンを上げるべきではない。

コンフォートゾーンて言葉があります。「安心できる場所」と言う意味で、コンフォートゾーン外だと「不安・緊張している状態」となります。

例えば、居酒屋で同僚と飲んでいて満足している人が、単独で高級料亭に連れて行かれて自分より目上の人たちと接するような機会があれば、緊張してしまいますよね。それはコンフォートゾーン外に自分がいるからです。

このように、「ゾーン」と言っていますが物理的な場所を示すだけではありません、周りの人の生活レベルなど、色々な場所で人はコンフォートゾーン外になります。俗にいう「場違いだな、ここは。」って奴です。

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それに対し、自己啓発セミナとかでは、「コンフォートゾーンを広げろ」と言います。確かに、「安心できる場所」は広い方が良いですものね。どこでも安心できる場所だと人生に余裕ができますからね。
でも、そのために、「高級ホテルで一杯1500円のコーヒーを飲んでみよう!」とか言うのはちょいと違うんじゃないかなって思うんです。
たしかにそうする事により、そういうホテルを利用している人たちの身だしなみや会話、生活レベルを実感するかもしれません。
で、「僕もこの世界に住みたい!」と思うかどうかは人それぞれだと思います。

確かに、(借金をしてでも)高級車をレンタルしたり、社交界に参加したりしてそういう世界に慣れる(慣れたい)人もいるんでしょうね。上昇志向が強いと言うか、スピリチュアルな話になりますが、そういう世界に慣れる事により、実際に自分がそういう生活を出来るようになるとか言われてます。無意識でそういう生活をイメージできるようになるとか、いわゆる”引き寄せの法則”ですね。

僕は”引き寄せの法則”は基本的に信じていますが、コンフォートゾーンを広めるために使おうとは思ってません。

まぁ、そういう世界を望んでいる人にはいいと思いますが、簡単に言うと、「(今まで付き合っている)友達を(切って)新しい世界にステージを上げろ」ですからね。コンフォートゾーンを広めると、今までの友達との生活では満足できなくなり、新しい(たとえば六本木ヒルズで毎晩パーティーしているような人)人脈と付き合わなければいけないんですよね。

極貧生活のコンフォートゾーンで生きていると負のスパイラルに落ちると思いますけれど、そこそこの暮らしをしていて、そこそこの気のおける仲間がいれば、別段、そういうのって求めてないんですよね。まぁ、1つレベルの高い生活をしたいって言ってもその為に長年苦労を共にしてきた友達を失う(と言うか自分から接触を断つ)のはやっぱり嫌なものです。

ライターのヨッピーさんも「金持ちになってもコンフォートゾーンは変えない」と言っています。彼の場合ライターなので、読者目線(読者が何を求めているか?)をキープするにはコンフォートゾーンは変えてはいけないのです。

確かに迷惑ばかりかけたり、自分にプラスにならないどころか害になるような人を「切る」なんて言いますけれど、これもなかなか難しいものです。

富裕層って、サウジアラビアとかの富豪になれば別ですけれど、六本木でたむろしている人たちなんて「青年実業家」=「よくわからないけれどIT系の社長」ですからね。夜にモデルとか集めて飲んでるんでしょ?んで、芸能人の女性が結婚する、と。

僕は行きつけの飲み屋でスタイルと気立ての良い人とお付き合いしたいものですね。
「無理して背伸び」って言葉があります。コンフォートゾーンを上げるって言うのはこう言う事です。「背伸びしてたら、背が伸びて視点が変わった」って言う事をセミナーで言うんですよね。でも、そうすると今まで遊んできた仲間が眼中に入らなくなります。

毎日、ドンベリを飲んで、モデルとイチャイチャしたいのなら、今すぐ六本木の高級ホテルのロビーでコーヒー飲んでください。でも、それはお金でしか繋がらない仲、エンジェルでもつけばいいかもしれませんが、それを維持するのも大変なものですよ。

僕は、地元の行きつけのBARでビールを飲みながら情報交換しているのが身に合っていると思うので目指しませんけどね。

美味しんぼって漫画の中に僕の好きなセリフ(うろ覚え)があります。
「人間、贅沢しろって言ってないんだ。でも好きな時にトンカツ定食を自由に食えるくらいの生活がちょうど良いってもんだ。」
みたいな感じです。(「トンカツ大王」のエピソード)

僕は技術では尖っていたいですけれど、洗濯や掃除をお金で人に任せて「そんな時間があったら仕事する」とはなりたくないですね。(奥さんなら考えは別ですけれど)
これが僕がホリエモンは頭がいいけれど、「目指すべき人ではない」と思う理由だったりします。

皆さんはどうですか?

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