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Appleというブランド

朝、通勤前に日テレのZIP!を見ていたら、「スマホケースの所持率」ってのをやってました。ながら見だったんですけれど、その中で若い女性なのに「iPhoneはケースをつけなくても良いようにデザインされていると聞いたのでつけていません」ってコメントしている人がいて、「ほほう、ちゃんとジョブズの意志を理解しているんだなぁ」なんて思ってしまいました。

んで、よく考えたらアップルって言ったらリンゴマークじゃないですか。
他のメーカーで社名のロゴじゃなくてすぐに見てわかるって凄い難しいと思うんです。

1024px Apple logo black svg

ルイヴィトンとかグッチとかそう言うブランド品のカバンなどは見たら基本的に一眼でわかりますよね。
それを電気製品でやっちゃってる。それがアップルなんですよね。

Appleはもともと、アップルコンピューターと言う名前でしたが、2007年から後ろのコンピューターをとって「アップル」と社名を変更しました。(Apple Computer, Inc. から Apple Inc.に変更)

他のコンピューターメーカーにはそれが無いんですよね。スマホとか見ててもiPhone以外のスマホって詳しい人じゃないと、どこのメーカーかわからないじゃないですか。それが現実なんですよね。

「スタバでMacを使う」なんてのが意識高い系の皮肉に使われてますよね。MacBookシリーズは全部背面にアップルマークだけがぽつんとデザインされています。最近は光らなくなりましたが、昔のMacBookシリーズはアップルのロゴが「これでもかっ!」と光っておりました。

そう考えると、AppleのCMも最後にリンゴのロゴがポンっと出たらわかりますからね。(最近、おしゃれな音楽に合わせて写真を繋ぎ合わせて最後に会社名を出すCM増えましたね。僕はAppleがその先駆けだと思ってます)

そう考えると、ジョブズってすげーなって今更思います。故人ですが、亡き後もブランドイメージを保ってる(壊れないくらいの強いイメージ)を1976年から作ってたって流石だなって思います。だからワガママ経営をする必要があったし、結局妥協はしなかったんですよね。

有名な話ですが、スティーブ・ジョブズの大学でのスピーチ「Stay Hungry, Stay Foolish」ですが、その中に「点と点を繋げる」と言うテーマがあります。カリグラフと言う事を学んですでいたのですが、その技術とコンピュータの概念を合わせてマッキントッシュって言うデザイン性に富んだ素晴らしいものが生まれたんですよね。

コンピューター屋さんに終わらなかったApple、それが今の”ブランド”を作っているんだなぁなんて再確認した次第です。

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