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イケダハヤト論

Ikehaya

1.イケダハヤトはコミュ障のロールモデルだ

イケダハヤトさんは妻と自分の子供以外の人とは目を合わせて話せないそうです。いわゆるコミュ障ですね。
“コミュ障=コミュニケーション障害”と書くと一気に病気みたいに思ってしまうかもしれませんが、個人的に他意はないです、要は「人とFaceToFaceでコミュニケーションを取るのが苦手」と言う性格の人です。

そういう人は基本的に他人とチームを組んで仕事をする事が苦手です。個人作業に向いていたりします。

昔、プログラマーとしては凄い能力があるのに上司(部長)の質問に対してしどろもどろしてしまい、それが重なって結局トラウマになって会社を辞めてしまった人がいました。1998年のことです。非常に残念に思いました。もちろん「実力があるのに勿体ない!」と言う意味です。

インターネットがなかった時代、または収益化が難しかった時代は、そういう人はかなり辛い思いをしていたんだと思います。
なので、引きこもりになってしまったり「なるべく人と接しない仕事(警備員や倉庫業務)」しか選択できない時代がありました。

2005年あたりから「ネットで稼ぐ」方法と言う方法が出てきました。Google AdSenseの登場です。調べると2003年の12月から開始とのこと。
時を同じくしてMovableTypeより技術的に簡単なWordPressが台頭してきたり、ライブドアブログがサービスを開始しています。

イケダハヤトさんはルネサスと次の就職先のベンチャー企業を共に1年以内に辞めてます。もちろんブラック企業とか企業体質とかもあったかもしれませんが、イケダハヤトさんのコミュニケーション能力の低さもあったと思います。この場合、本人の能力は関係しなかったりします。ここが現在のイケダハヤトさんの大企業憎みになっている気がします。

そんなイケダハヤトさんはブログによる収益化に成功しました。高知に引っ越して「まだ東京で消耗しているの?」と言ってた頃が彼のブロガー人生としての頂点だったのではないでしょうか?個人的には注目度的にもその時点がピークだったように思います。

現在、イケダハヤトさんは「自由に生きる」「社畜の消耗は無駄」「フリーランスは最高」「ブログで食え」と色々と煽っていますが、根底には「今の時代、対面恐怖があるコミュ障でも稼げる手段はあるんだよ!」と言うメッセージがあるのではないでしょうか?

まさに、コミュ障のロールモデルとしてイケダハヤトさんの生き方は適任だったのです。
コミュニケーションに自信が無くても、技術があればフリーランスで生きていける時代なのです。

2.「150万円で生きていく」から「年商1.5億」へ

イケダハヤトさんは紙媒体の書籍も出版しています。
有名なのは『年収150万円で僕らは自由に生きていく』だと思います。調べたら2012年の作品でした。
インターネットがあれば生きていける時代、贅沢をしなければ年収150万円もあれば自由に生きれる時代になった!と言う本で、あの独特のイケハヤ煽りも昔は無く、純粋に良い本であったのではないでしょうか?

あの本を読んで「年収(お金)の為に自分を酷使するより自分が生きたいように生きる事もできるんだ!」と言う感想を持った人も多いのではないでしょうか?

2014年に出版した『武器としての書く技術』はライティング能力としての高さもあり今でも良著なのでは無いでしょうか?
ちなみに、何気にこの本、紙媒体としてAmazonで調べるとプレミアが付いていたりします。プレミアがつくって事は需要と供給のバランスが崩れているという事で、需要が高いという事ですね。

同年、『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術』もあり、煽り芸でも年に500万円くらいは稼げるよ、普通のサラリーマンくらいは稼ぐ事が出来るよ!となっています。年150万円から500万とハードルは上がっていますが特段大儲けって言う金額ではないですよね。

-彼を狂わせたVALUと仮想通貨

2016年あたりから仮想通貨ブームが訪れます。それと時を同じくして日本ではVALUと言うサービスが始まります、ネット上の影響度をビットコインと結びつけて自分を株式化できるサービスで、その値付けは基本的にフォロワー数でした。Twitterで19万人のフォロワーを持つイケダハヤトさんは多額のVAを手に入れる事が出来ました。
ビットコインは2017年の年末に急騰して、いわゆる「億り人」を生み出しました。
イケダハヤトさんも無事「億り人」になっています。
ただ、その時には利確(利益確定=ビットコインを日本円に変える行為。このタイミングで取得した日本円に対して税金が発生する)せず、「ビットコインはまだまだ上がります!」と狂喜乱舞しておりました。

翌年、2018年の1月の初め、ビットコインを初めとした様々な仮想通貨が急暴落を始めました。そう、仮想通貨バブルの終焉です。

私が思うのがこれでイケダハヤトさんの何かが変わってしまったのではないでしょうか?と言う点です。
自分を「年商1.5億のビジネスパーソンです!」と自称し始めました。

ーさまざまな依存症(特にギャンブル)の原因には「焼き付き体験」と言うのがあります。ギャンブルで大勝ちして脳みそにドーパミンが大量に放出された時、その記憶が脳に「焼き付き」忘れられなくなると言うものです。薬物依存にもその傾向(その場合は薬物による多幸感)があります。億り人で自分の資産が億を超えた時点で”儲けられる”と言う焼きつきがあったのでは無いかと推測します。

2012年に年収150万円で生きていたイケダハヤトさんはたったの6年で年商1.5億を自称するようになってしまいました。

通常、収入が増えれば生活レベルが上がります。与沢翼さんみたいに高級車を乗って六本木ヒルズに住み食事は全て外食というのは極端なんですけれど、実際にイケダハヤトさんの生活レベルは特に変わらないどころか、そのあまりにも質素過ぎる生活に「年商1.5億は嘘ではないか?」と言う人が増えるようになりました。

(誤解する人は多いですが、年商=年収ではありません。イケダハヤトさんは会社を作っており、その会社の売上高が1.5億円という事です。ただし、役員報酬として自身の報酬を2400万円にしているので、年収は2400万円と考える事ができます。十分上流階級です)

3.イケダハヤトのQoL

QoLと言う言葉があります。
クオリティーオブライフ:quality of life。
人生の内容の質とか、社会的に見た生活の質と言うものです。
これは絶対値や相対値と言う数値がない(どちらかと言うと他人と比較と言う意味では相対的)んですよ。

なぜなら、人には幸せの基準がそれぞれ違うからです。
お金が一番!って人もいるし、
健康が一番!って人もいるでしょう。
仕事が充実しているのか一番って人もいるでしょうし家族が一番!って人もいると思います。
高い車に乗っているから幸せかもしれませんし、広い家に住んでいるから幸せかもしれません。

最近のイケダハヤトさんの「幸せ」「成功」「勝ち」と言うワードの根底には”お金第一”ってのがあると思うんです。

(お金を稼げて)幸せ
(思った通りにお金が入って)成功
(サラリーマンより稼いで)勝ち

そこに生活レベルや家族、健康とかは一切出てきません。イケダハヤトさんのQoLの指標はお金のみ。

イケダハヤトさんは花粉症ですし慢性的な腰痛持ちです。でも、そんなのは関係ないようです。病院に行って治療する事はお金を消費するからです。

また、俗に言う行事、イベントなど(正月、クリスマス、バレンタインデー、七五三)も一切行いません。お金(利益)に関係がないからです。

彼を”金の亡者”と呼ぶ人が出てきてもおかしくは無いと思うのは、おそらくそのせいだと思います。

4.彼の資産はデジタル資産

彼は”アウトプットしましょう!”と言うのが口癖です。
確かにインプットしたものはアウトプットする事で完了するというのが通例となっています。色々な自己啓発本を読んでも同じ事が書いてあるでしょう。

ただ、それは読書感想文でも良いし、日記でも良いです。家族・友人に話すでも良いですし、飲み屋でのウンチクでも良いんです。それらは全てアウトプットです。僕はどれでも良いと思います。”文字にする”、”自分の表現で話す”。これらは十分にアウトプットです。

しかしイケダハヤトさんにとっての”アウトプット”はTwitterの呟き、ブログ、youtube、note.muに書くことを指します(+メルマガ)。と言うか2019年現在、それしかありません。TikTokもやってませんし、Instagramも休眠アカウントです。

それらの”インターネットに残るアウトプット”が資産になり、資産が価値(=お金)となる。それが彼の言うアウトプットの全てであり、資産なのです。

不動産でも、株式でも、会社で経験で築き上げた人間関係や信頼関係も立派な資産だと思いますが、イケダハヤトさんにとっては資産にならないようです。目に見えないもの、インターネット上に無いものは彼は資産と理解しないようです。
インターネット上の資産も厳密には”無形資産”対象なのですが、そこは関係ない模様。

彼にとって”インターネット上にあるデータ、フォロワー数、アクセス数”が全てなのです。

1章に書いた彼のコミュニケーション能力もネットだと饒舌です。簡単です。対面では無いのだから。
彼は「僕に友人はいらない。家族がいれば良い」と度々口にします。
そうでしょう。話し相手、自分を理解してくれる人とネットで会話するのですから。文字のチャットでも、画面チャットでも目を合わせる必要はありません。
ちなみに気に入らない人はブロックすれば良い。嫌な人と話さないのと一緒。

ただ、それらは全てインターネットがあるからです。インターネットでコミュニケーションが取れない時代だと、今のようにはいかなかったでしょう。そういう意味で、イケダハヤトは”インターネット上の人物”であり、リアルであっても何も得るものはなかったのでしょう。

彼は時折オフラインの会議(対談)に出ますが、人の目を見ません。果たしてそれに意味があるのでしょうか?

5.これからのイケダハヤト

これからイケダハヤトさんはどのように生きていくのでしょうか?
おそらく、ブログを母艦(=ベース)として生きていくと思います。インターネットでは日進月歩で新たなサービスが生まれては消えています。
彼は仕掛け上元手がかからないそれらのサービスに手を出して、収益化を考えていくのでしょう。
おそらく彼がオフラインで今後活躍する機会はないのではないでしょうか?
イケダハヤトさんには3人の娘がいます。上の子は今年(2019年現在)、小学校に入学する年だと思います。単純計算だと10年後には、中学生と小学生の娘の親となります。
もちろん、その娘たちの情報を出す事はある意味「デジタルタトゥー」となるのでオススメはしません。あくまでも文字上での存在。
育児、教育は親の義務としてきちんとして欲しいと思います。
今は自分の感情を出さない子供達にも多感な時期が訪れます。ぜひ、親として、きちんと向き合って、「(正しい)子育論」でも出してみてはいかがでしょうか?

僕はイケダハヤトさんは自頭は良いと思います。宿題を教えることくらいはできるはずです。ただ、女性として娘の悩みに付き合う事、反抗期、リアルにはそれらの事が多く訪れると思います。
奥さんと二人三脚で、ぜひ、育児・教育をして欲しいと思います。
そして、その時期にあるインターネットのプラットフォームを十分活用して、マネタイズしてください。

センシティブな内容も出てくるだろうと思います。「xxちゃんはクリスマスにプレゼントもらったよ!?」って言う話も出てくるでしょう。
インターネットデジタルの世界で存在するイケダハヤト。
本当に楽に生きれる時代になっていれば、それを啓蒙しても良いですし、正直きついのならそれを露呈して下さい。

イケダハヤトさんのアンチは人間としての存在自体が嫌いなわけでは無いと思います。正直に生きてください。そうしたら、それを公開したら、「年収150万円で僕たちは自由に生きていく」を2020年代に実行してくれたら…。きっとファンは戻ってくると思います。

あとがき

今回、フラットな面でイケダハヤトさんを分析してみました。「もっとイケダハヤトは悪人だ!」と思う人もいると思うし、「もっと素晴らしい人だ!」と思うかもしれません。
でも、インターネットの世界で、インターネットの情報で知りうる限りで考えてみました。
「情報商材芸人だ!」と思われる方もいると思います。でも、他人の人生、いいでは無いですか。イケダハヤトさんはイケダハヤトさんであって、きっと”池田勇人”では無いのです。
僕たちがみているのはインターネット上の”デジタル”なイケダハヤト。

インターネットは5G時代に突入して新たな可能性や新たな収益モデルが生まれるでしょう。その波に乗るイケダハヤトさんを見ようではありませんか。

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