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電車の優先席についての僕の考え方

0.はじめに

はてなブックマーク(https://b.hatena.ne.jp)を見るのが趣味です。ニュースのキュレーションサイトやアプリは沢山ありますが、僕はそう言うのは見ないで基本的に世の中の動きはTwitterとはてなブックマークで仕入れてます。
って事で、いつものように見ていたんですけれど、”ぱるる”こと島崎遥香さんが、優先席に座る会社員に苦言を呈していた模様でして、「何で平気で座ってられるんだろう」と呟いていたようです。

これ、定期的に出ますよね。
これに対する僕の考えは、140文字では伝えられないので、ブログのエントリーとして書こうと思った次第です。

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1.前提

前提として僕は電車通勤してます。なので優先席の存在は知っていますし、席を譲った事もあります。
で、結論なんですけれど、「その時の電車が空いているか?」ってのが大事だと思うんですよね。
ガーラガラの電車で、一般席は全部埋まっているけれど優先席は空いてる。立っている乗客は全員若者って時は躊躇せずに優先席に座ります。
これは間違えでは無いでしょう?「どれだけ電車が空いていても、若者(僕はおっさんですけれど)が優先席に座るのはケシカラン!」って言う反論は無いと思いますし、それに反論する人は何を考えているかわかりません。

ネットの記事によると「韓国は素敵だったな~健康な若者はみんな立ってた 優先席はガラガラでした」とありますが、それは個人の自由では無いでしょうか?

2.根底

まず、”優先席”が何故必要か?を考えてみましょう。
Wikipediaによると、

鉄道車両やバスなどに設置されている、高齢者・障害者・けが人・体調不良者・妊婦・乳幼児連れ(ベビーカー含む)などを、椅子への着席を優先・若しくは促す座席である。

と、あります。
高齢者や妊婦は優先的に座れるって感じですかね?

では優先ってなんでしょう?
”他よりも先にすることになっていること。他に先んずること。”
となっています。

“譲る事”、”若者は立つ事”と言う意味ではありません。事後的な話ではなくて、事前の進め方と言う使い方ですね。

極論を言うと、高齢者や体調不良者、妊婦は【優先的に”優先席”に座りましょう】となります。
その時に、優先席が埋まっており、且つ優先席に健康的な人間が座っていた場合に”譲る”のが正しいモラルだと思っています。

たまに優先席は空いているのに、一般席にご高齢の老人が座っている事があります。もちろん全く問題が無いのですが「できればそう言う人は優先席に座って欲しかった…」と思ったことは無いでしょうか?

3.提言

優先席に座っていて、初老の方が立っていたので席を譲ろうとしたら「いや、大丈夫です!」って言われて気まずくなった経験ってありませんか?僕はあります。

僕は思うんですけれど、“優先席”って制度がダメなんです。何故なら、本来は電車の椅子は基本的に”全て優先席”なのですから。
“優先席”と言うエリアを設けると、それに対して”通常席”と言う概念が生まれるので、”通常席”に座っている人は「席を譲る必要がない」と言う思想が出てしまうんですよね。

僕は通常席に座っていても、近くにご高齢の方とか体調が悪そうな人がいたら譲りますよ。別にそれは優先席とか関係なしにです。僕は本来、そうあるべきだと思っています。

“優先席”っていう概念が、本来あるべき姿を壊しているように僕は思えるんですよね。
なんでもかんでも、「年功序列で、年上が座るベキ!」なんて言う発想こそ昭和の考え方だと思うんですよね。

ネットで見た画像で、
・優先席に座る若者(ブラック企業勤務、毎日終電で休みなし)
・優先席前に立つ老人(定年退職をして、毎日悠々自適に年金生活。身体に悪い部分なし)
だったら、若者が座って少しでも体力回復に努めてあげるべきだと思うんですよね。

4.結言

全ての席が”優先席”であれば、日本人であればモラルは守られる方向に進むんじゃないのかな?って思うんですよね。
全ての席が”優先席”ってのは意味がわからないので、“優先席”って言葉自体撤廃です。

あと、持病がある人とか外見は若者で健康そうに思えるけれど疾患を患っていて座っている方が楽な人もおり、一見ではわからないケースもあります。
そういう人の為に、“ヘルプマーク”と言うのがあります。

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こう言うので「困っているので座りたいです」って言う意思表示(自分でつけるのは辛いかもしれませんが)をしてくれると席を譲りやすいと思うんですよね。ご老人も本当に足腰が辛くて立っているのが辛いのなら、”シルバーヘルプマーク”的なものを作っても良いのでは?って思います。

電車のグリーン車や、飛行機のファーストクラスは快適な移動の為に”追加料金”と言う対価を支払っているので席を譲るのは難しいですが、一般車はみんな同じ運賃で乗っております。
なので、若者、老人関係なく座っていて自分の目の前に辛そうな人がいたら席を譲ればいいんではないですかね?
その際に、
譲られた人は「ありがとうございます」
譲った人は「どういたしまして」
って言えば、平和な世界が来ると思うんですよね。

2020年、東京オリンピックで多くの外国人が電車に乗ると思います。優先席の扱いがどうなるかはわかりませんが、日本人、日本に暮らすものとして、ちょいと”優先席”を再定義してみてはいかがでしょうか?

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