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辛い時は吐き出そう!ー吐き出し方のススメ

仕事問題や恋愛問題、大事な人やペットとの死別……。そう言う時、人はとんでもなく落ち込んだり変な方向まで悩んだりしてしまいます。
特に恋愛や大切な人やペットとの死別などは油断するとふとした瞬間にそこを狙うかのように猛烈に襲ってきたりします。

そう、人生には”辛い”場面ってのが沢山あると思います。
そう言う時って真面目な人間ほど溜め込んでしまうんですよ。僕もそうでした。

かと言って相談できるような相手もおらず、いたとしてもあまりにもセンシティブ(倫理的な問題だったり)な内容すぎて話せない……。そう言う時に人はお酒に溺れてしまったり、宗教にハマってしまったりします。最悪、違法薬物に手を出して錯乱状態で犯罪を犯したり自らの命を殺めてしまうかもしれません。

もしくは、誰かに共感してほしいと思った結果、ネット(SNS)で過激な発言をしてしまったりして……。裏垢だとしてもやっぱりそういう投稿をしてしまうと『面倒な人』とか『かまってちゃん』って思われるのも否めません。僕もかなり”痛い”発言をしているので、もう友人は慣れっこになってて基本無視です。こうなるとお互い楽ですね。

Kimochi negative man

思うんですけど、そう言う時ってやっぱり吐き出したほうが良いと思うんです。でも、吐き出す方法ってのも間違えるとやはり危ない。
そこで僕の実体験として下記の方法をオススメします。

  • ひとりきりの時に声に出してみよう(別に叫ぶ必要はないです)
  • 書き出してみよう(でも、公開はしないで!)

悲しい気分の時に明るい映画や音楽で気持ちを無理やり上げるよりは、一旦、どんどんと悲しい映画や音楽に触れて自分をどん底まで落とす。案外そこまで落ちると『あとは浮上するだけ』モードになって気分が楽になったりします。

あと、辛い時には眠れなかったりします。
そう言う夜に『寝れない時』で検索をかけると『寝る前はスマホなどの視聴はやめましょう』と言うページが上位に出てきます。
(自分自身、結構そう言う検索をしました)

それで眠れるのであればそれに越したことはありませんが、それでも眠れない夜ってのは存在します。
僕はそう言う時は思う存分スマホを布団でいじりながら、とにかく思ったことをメモに書いてます。TwitterとかのSNSでそれをやっちゃうと結構面倒な事になるので、僕の場合はiPhoneのメモアプリに書いてます。

Study gogaku man writing

仕事が急にうまくいかなくなって悪い方向、悪い方向に進んで落ち込んだ時は「なんで急にこんなことになってしまったんだろう?何が原因なんだろう?本当に僕だけが悪いのか?」とかをメモアプリにちまちまと書いたりします。公開しないので思いの丈をどんどん書いていきます。
恋愛の悩みの時はその人の事をメモアプリに書き連ねたりします。「うーんこう言うこともあったよなぁ」みたいな事を思い出しながら書いていくとうまくいくと眠気が来たりします。「どんな事あったっけ?」と記憶を辿ることで脳みそが疲れてくれるみたいです。

あ、もちろん紙に書いても良いです。と言うか紙に書いたほうが個人的には良いと思います。思っていることを紙に書いて、そうすると次の思いが生まれてきたりしてそれらを矢印で結ぶとどんどんと思考が整理されていくんですよ(マインドマップとか言います)

これらの時は「こんなの人に見られたら大変だ!」と思って書くのを躊躇ってしまうかもしれませんが、やはりそれではダメです。見られないんです。ってか誰も興味を持つはずがない。ここは本当に書きたいことをどんどんと書きましょう!

「そんなことしたってこの思いは誰にも伝わないじゃないか!」と思うかもしれませんが僕はそれで良いと思うんですよね。

誰も聴いてくれなくても、誰にも伝わらなくとも”声に出す”、”書き綴る”事によって記憶の定着化が行われます。それを行う事によって「頭の中だけにあるモヤモヤして・ウズウズとしていた沢山の気持や感情」を浄化や言語化することができるんですよね。

例えば、英会話の練習をする時とか、聴いたことの英単語を覚える時って頭の中だけで記憶しようとするより『声に出す』・『書き出す』事により一気に脳に定着化されます。これは勉強としては物凄い基本的な事です。

Study gogaku man speaking

例えば、ある平坦な画像に3つのオブジェクトがある事によりその画像が顔に見えてしまう現象の事を”シミュラクラ現象”と言うそうです。
でも、文字だけ見てれば、”シミュラクラ”なのか”ミシュラクラ”なのかよくわからないんですよね。頭の中だけで覚えようとしてもなかなか覚えることは難しいです。そう言う時は「シミュラクラ現象!」って何回か声に出してみるのが良いと言われています。少なくとも一回発音するだけで全然違います。
また、おたまじゃくしからカエルになるときに尻尾の部分は不要になり無くなります。そう言う”自分の役目を終えたら死滅する細胞”の事を”アポトーシス”と言うのですけれど、これも文字だけで覚えるのは難しい。でも一回でも発音すると記憶に定着化されるんですよ。不思議なことに。
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ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、そう言う時は思っている事を声に出してみるのも大事です。”思いの定着化”とでも言いましょうか。「xxの馬鹿野郎。あいつが全部悪いんだ!」と言うところから始めても良いと思います。「なんで俺だけ!」って言うのを繰り返して発言してみても良いかもしれません。そう言うのを繰り返して”定着化”する事で「なんかもういいや!」って気持ちになったり(例えば、「あぁ、もうxxの為に人生を壊されるのは嫌だからxxの事を考えるのをやめよう。無視しないけれどなるべくスルーしよう」とか)、新しいポジティブな発言が出始めたりするんですよね。(「よく考えたら一生xxと仕事をし続けるわけじゃないしな。とりあえず今の仕事が終わったらもう会わないだろうし、次の仕事の事を考えよう!」とか)

声に出す、書き出す……

そう、決して誰かに知ってもらう必要ってないんです。共感してもらう必要って案外ないんです。”自分自身に知ってもらう”ために、頭のモヤモヤを一旦外部(声やメモ)に吐き出してそれらをもう一度自分で受け入れてみましょうよ。

案外、それだけでだいぶ違ったりしますよ。

「あれ?そんな事で悩んでるんだっけ?」とか「そー考えると当たり前だよな」とかって思えてきて、同じようなケースを調べてみたりすると案外みんな通ってきた道で先駆者のアドバイスが沢山載っていたり、「よく考えたらこの恋愛感情キモくね?」とかって自分で客観的に思って楽になったり方向転換できたりします。

オススメですよ。

それらを吐き出したら、天気の良い日に散歩でもしてみてはいかがでしょうか?

Walking2 man

春はすぐそこ。スプリング、ハズ、カム。

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