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カップラーメン原理主義

カップラーメンの値段がどんどん高くなっていますね。昔は気軽に食べていましたが今は「うむむ、この値段を出すなら別の食べ物食うか」って感じになります。週末にスーパーとかに行った時にセールをやっていたらいっぺんに買うようにしています。スーパーの特売侮るがたれ、世の主婦(主夫)さんたちが「1円でも安い店に買いに行く!」気持ちが分かるような気がします。

個人的にカップラーメンは”カップラーメン”と言うジャンルだと思っています。最近では色々と試行錯誤して本物のラーメン屋の味に近づける傾向が多い感じがしますが、やっぱり僕は昔ながらのシンプルなカップラーメンが好きなんだな、と。

どん兵衛じゃなくて赤いきつねと緑のたぬきを好んで食べるのもどん兵衛と違って変に本物指向に走っていないからです。いい意味での”チープ”。サンポーの焼豚ラーメンもずっと変わらない味で大好きです。

【食レポ】サンポーの豚骨ラーメンは九州の味!

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サンポー焼豚ラーメン。変わらぬ味。

スーパーカップの『ブタキム』も大好きなんですけど一時期、麺が変わってしまいましてね(“カドメン“だったかな?)。勿論会社としてはグレードアップのつもりだったのでしょうけれど一気に美味しく無くなってしまい手を出さない時期が続きました。(その後、麺が戻って再びラインナップに入ってきました)

カップラーメン「ブタキム」が大好きだ!

勿論ほとんどのカップラーメンは少しずつ改良している可能性はあると思いますがカップラーメンは個人的にはあくまでもチープなのが好きなんですよ。昭和生まれだからかもしれません。
もしかして僕が2000年生まれとかなら昔から(産まれる前から)売っているカップラーメンに対して「美味しくない、食べられたものじゃない!」と思うかもしれません。

突き詰めていくと「自分が若くて多感だった時代の食べ物」ってのが原点になるんだろうな、と。成人するくらいまでの味が原点、そんな原理主義。

なので他人に対して「このカップラーメンのチープさがわからないとは!」とか言う気持ちはありません。例えば僕は若くて多感な時期にチキンラーメンを食べた事がほとんど無かったので思い出とか無いですし、今食べたいとも思いません。「これこれ〜この味!懐かしいなぁ〜」みたいな感動もないです。なので今現在チキンラーメンを買う事は無いです。
でも、人によっては「チキンラーメンに卵1個落として食べるのがたまらないんだよ」って人もいると思います。思い出の味ってのは人の数だけあると思うので貧乏生活時代をチキンラーメンで過した人は今もたまにチキンラーメンが食べたくなるんだと思います。

……きっと味ってのは人それぞれの感性や思い出があってそれを求める傾向にあるんだろうなぁ〜と。

ただ、焼肉とかお鮨とかは高級店に行けば普通に美味しいです。『思い出の味』では無いですけど確かに美味しい。高いのでいつも行ける訳では無いですが美味しいものは美味しいですね。好き嫌いはあると思いますが。
まぁ、高級食材での料理を食べたからこそ相対的によく食べている味に対して「高級店は勿論美味しいけれど、俺はこっちの方が気兼ねなく食べられるし、落ち着くんだよな」みたいな感覚が湧くのかも知れません。

多感な時期を過ぎ、安定した生活になった頃、「あぁ昔、家で良く出てたあのメニューが欲しいなぁ」みたいな感覚を覚えるのは決して間違っていないと思います。

「こういうのでいいんだよ」って食べ物!ー全ての舌は自宅に帰る

それも含めて貧乏生活の象徴であるカップラーメンとか袋ラーメンは高級志向に走らずにいつまでもチープに、価格を抑えて提供して欲しいな、と思います。
…あ、ただ安いだけのよく分からないメーカーが出してる安いラーメンはハズレが多いので食べずにまとめ買いは注意ですよ。
(昔、袋ラーメンなんて味は違わないでしょ、と思って安い袋ラーメンをまとめ買いして食べたら「うむ、これは…(どうしようもない)」と思った事があるので。

チープなカップラーメン…と言うかカップラーメンは安くてそれなりの味、買いだめしておいてご飯を作る気力が無い時とか飲んで帰ってきた時にさくっと食べる。そんな存在で居続けて欲しいですね。

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