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ロジカルモンスターになってませんか?

はじめに

この4月(2019年4月)から金融の部署から異動してきた人がいます(僕の部署は産業畑)。役職は本部長の1個上なので、そうとう偉い役職です。
その役職の前の人は、長い間たたき上げのベテラン(ずっと同じ畑にいた)人でみんな性格を知っていたのですがその人が昇進してしまい(どこまであがるねん!?って話ですが)そのポストにスポッと入ったんですよね。大企業ではよくある事です。

で、課長以上のいわゆる”管理職”は「どんな人なんだろう?」と言う探りをいれます。会議や稟議を円滑にすすめるにはその人が求めるものを求める形で進めるのが効率的ですからね。

どうやら入ってきた噂を纏めると「そうとうのロジカルモンスターらしい」との事でした。

ロジカルモンスターとは

ロジカルモンスターなる言葉が浸透しているのかはわかりませんが、簡単に言うと「全て理攻めで話す。自分なりの回答(結論)を持っている」人ですね。

決して悪い事ではないと思います。
感情的でその日の気分によって指示が変わる人よりも全然良いと思っています。

まぁ、ネットにある「はい、論破!」と言うタイプだと思っていただければわかりやすいかと。

でも、何事もやりすぎは良くないってものでして…。
例えば、男女間の喧嘩に通常のロジックは通用しないと僕は思ってます。昔、彼女と喧嘩をした時も何度「ホワイトボードに書いて説明してやろうか!」といらだった程。でも、それは粋では無い。女性を尊重すれば大抵の喧嘩は収まります。そういうもんです。

さて、厄介なのは高圧的なロジカルモンスターです。
彼らは主観を押し付ける場合があるからなんですよ。

Business kaisya pawahara man

高圧的ロジカルモンスター

例えば
「A+B=3」だと言う式があったとしましょう。

あなたは、業務の結果、A=2,B=1と言う結果になったので、会議で「Bは1です」と答えたとします。
しかし、ロジカルモンスター(上司)が「Aは1と決まっている」と言う(勝手な)主観を持っていると、厄介な結果になるんですよね。

「Aは1なんだからBは2に決まっているだろ!なんでBが1なんだよ!」と言う論法になります(あ、例として足し算を出しているだけですよ他意はないです)
これが、高圧的な上司だった場合、「A=2と言うケースもあり、今回がそれです」と言う回答をきちんと言えないとあなたはきっと“壊される”と思います。
強い意志を持って、「A=2の場合の可能性」をロジカルモンスターに理解してもらう必要があるからです。

あ、あと中途半端なロジカルモンスター(この場合モンスターでもないですね)は逆に恥をかきます。ロジカルモンスターは知識量が豊富です。でも、すべての範囲の知識を知っている訳ではありませんからね、それならば全知全能の神になってしまいます。ロジカルモンスターは自分の専門外の部分もロジカルに攻めようとしますが、知識が無いとすごい恥かきます。そこは他人の意見を受け入れましょう。

終わりに

後は別のエントリーにも書きましたが初心者によるある「完全に理解した」は完全にプロからみられると恥を書くので注意が必要ですね。
「完全に理解した」:ダニング=クルーガー効果に見る界隈のコンサル商売

プログラマーにはロジカルな知識が必要ですし、文系・理系で言うと理系はロジカル思考の人が多いと思います。
でも、自分より知識が無い(とか、ロジカル思考が苦手な)人にロジカルな説明をする時は自分がロジカルモンスターになってないか注意したほうが良いと思います。

では。

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