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暗号化を楽しんだ高校時代

暗号ーそれは男のロマン

もともと、暗号で有名な”エニグマ”と言う機械は、第二次世界大戦に用いられたのが有名です。(実際にはもっと前から暗号機あります)
当時は戦争の情報を傍受したときにそれがバレないように暗号を用いるのが一般的でした。戦争の一つに暗号合戦があったのです。


と言う話は置いておいて…

僕の通っていた高校は工業高校であり、ポケコンって言う小さいコンピューターが支給されて簡単なプログラムを書いたり関数電卓の代わりにしていました。

そんな中、僕たちが楽しんでいたのが、そう、”暗号”なんですよ。

基本的に暗号というのは不可逆ではなくて、可逆性であり、元の文章を(あるロジックに基づき)復元できるというものを指します。

一番簡単なのは、「文字コード+1」というものです。

Aを文字コード”1”とするならば、Bは文字コード”2”…と言った具合である。
そしてそれに+1するわけですね。

そう言う(ごく簡単な)暗号化をすると、

「APPLEが、BQQMFになる。」

と言った具合です。

これでみんなでゲームをするんですよね。

Computer document angou

「ふむ、BQQMFか。文字コードを-1すれば解読できるのではないか?」と暗号解読プログラムを書いて”APPLE”と最初に導き出せた人が勝ち。と言うもの。

こう言うのはダイイングメッセージや、テレビとかでやっている暗号クイズにも利用されており、
例えば、“かきのたね”が”きくはちの”になると言った感じですね。

これはただ、「次の文字」だけで暗号としては非常に簡単なものなんですよね。レベル1です。

僕たちは高校の友達でそれを競い合い、様々な暗号化を行いました。

「+1文字、次は−1文字、その次は+1文字、その次は−1文字…」などと暗号を少しづつ複雑にしていくわけです。

それもそれをプログラムで書くんですよね。勉強になりましたね。

僕の作った暗号の答えは高校時代好きだった女の子の名前で内心「当てられたら嫌だなぁ」と思っていた覚えがあります。(あてられたけれど)

「暗号とはある規則に基づいた変換」と考えると答えのロジックはあるんです。

僕はクイズ番組とかでそう言う問題が出るとわりと早いうちに答えられるのだけれども、高校時代のその暗号化が身についたのかもしれないですね。

暗号、面白いですよ。

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