大前提なのですが僕は腕時計が好きです。基本的にアナログ時計が好きなんですが最近はスマートウォッチも好きです。ただスマートウォッチ界の絶対王者であるApple Watchは電池が持たなく、そして高い。
さて、最近LINEを使う友人が増えたんですよ。連絡する回数(通知を受ける頻度)が増えたというのが正確かもしれません。外出中はポケットにスマホを入れているのでLINE通知なのか別の通知なのか?LINE通知だとしても直ぐに返信すべきものなのか?をいちいちポケットから出して確認していました。当たり前の行動なのですがけっこう面倒。
最近のスマートウォッチ業界をちょっと調べてみたのですが名も知れぬ中華メーカーはかなり淘汰され、HUAWEI、Xiaomi、Fitbitあたりに集約されている感じなんですね。高級路線ではAppleとGARMINでしょうか?
ちなみに大分前にスマートウォッチを買った事があって今でもたまに付ける事があります。確かにこれでLINE通知は受け取れるのですが、手首に目を向けた時に画面が映るまでのラグが大きいのが非常にネック。

……と言う訳で今更ですがアンダー1万円のスマートウォッチを探していました。色々と調べるとこの価格帯はHUAWEIとXiaomiの勢力がとんでも無く実質2強の寡占状態っぽいです。
その中でXiaomi Smart Band9を選ぶ事にしました。
同時期に同じメーカーからもう1ランク安価なもの(2870円!)も出ていたのですが、結果的にはミドルレンジに位置する本製品にする事に。
最近は箱もお洒落ですね
選んだポイントは5つあります。
ポイント1:形状
縦長である事。スマートウォッチと言うよりはスマートバンドにカテゴライズされるのかもしれません。これで“ジェネリックApple Watch”と言う対象から外れます。「スマートウォッチしてますがApple Watchでは無いですよ」と無言で示す事ができるのは気持ちが楽です。
ポイント2:レスポンス
ほとんどのスマートウォッチは常時点灯ではないので手首を上げたりしたタイミングで画面が表示されます。このレスポンスが悪いと本当にストレス。ここに関してはHUAWEI、Xiaomiのアンダー1万円のスマートウォッチ実機比較動画がYoutubeにあって「今の時代はここのレスポンスにラグを感じる事はほとんどない」という事を知りました。技術力の進歩すげー。
ポイント3:バッテリー
一番効率的な使用方法で21日バッテリーがもつ持つみたいです。まぁ公表値は眉唾と考えたとしても何も意識しなくても1週間持ってくれれば全く問題ないです。というかApple Watchよ、もっとバッテリー持ってくれ。
ポイント4:画面輝度
画面の明るさを”nits”(ニト)と言う単位で表現するみたいですが、本機種は1200nitsとかなり高めです。
Apple Watchは2000nitsですが、Apple Watch SEは1000ニトみたいなので、Apple Watch SE超えの明るさです。ここは強い。
ポイント5:フォント
中華フォントじゃないこと。一昔前のこういう機種はフォントに中華フォントが使われている事が多いのですがどうもこれは中華フォントではなさそうです。偏見ですがコスパが良くても中華フォントだとQoLが下がります。

以上が購入の決め手です。次は期待と割り切りです。
期待点
スマホで聴いている音のコントロール(一時停止/再開)が簡単に出来るとよいです。イヤホンをコントロールして止める事も勿論可能なのですが、僕が今使っているイヤホンは物理ボタンがなくて2回連続タッチで一時停止/再開なので焦っているとつい誤操作してしまうのでスマートウォッチ側でコントロールできれば良いかな?と。
割り切っている点
- 通話できなくてもLINEの返信ができなくてもよい。
- GPSも不要
- NFC(Suica利用)も不要
- モニタリング数値の精度
上記の点は気にしてないです。モニタリング精度が上がってくれると嬉しいかも知れませんがそれ以外はいらないです。
さて実際に買ってみて思った点がいくつかありました。嬉しい誤算ってヤツです。
ヌルサクが凄い。
びっくりする位指にはり付くように画面が動きます。すげー。この値段でここ(リフレッシュレート)に力を入れたのはすごいです。今の技術ではこのレベルは余裕なのでしょうか?
びっくりするくらい軽い!
僕は普段から時計を付けるのが好きな方で重い時計でも気にしないのですが、時折「あれ?付けてたっけ?」と思うような場面が何回かありました。軽ッ!
……と言う訳で大満足です。
技術の進歩すげー!