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カラスは真っ白の「どこかで感じる」独自性

”カラスは真っ白”と言うバンドがいます。

最初に聞いたのは「9番目の「?」(クエスチョン)」です。Youtubeで見たのですが、はっきり言って、”ゲスの極み乙女”枠だと思ったのです。
まずは、リズム隊のしっかりした演奏とギターの早いカッティング。これはカッコイイ!と。

出会いはこちらの記事から

iTunesで曲を買うようになって困った1つの事

最初はこの曲1曲だけをiTunes Storeで買ったのですが、他の人にも聞いてもらいたいと思って、アルバムをタワレコで買いました。(余談ですが、本当に、タワレコとかHMVでCD・DVDを買う機会がめっきり減ってしまいました。ポイントカードももう持ってません。)

で、iTunesに取り込ませながら曲を聴いていたのですが、他の曲のボーカルのウィスパーボイスを聞いている内に、”相対性理論”枠もありかな?って思い始めた訳です。
これはギターの弾き方に”相対性理論”っぽいものがあったからです。

また、ネットで「カラスは真っ白」を調べていくと、「相対性理論だと思うなかれ!」みたいなページが出てきたので、同じように思う人も多かったのでしょう。

さらに曲を聴き進めると、あれ、今度は”チャットモンチー”枠?みたいなボーカルの曲が出てきたかも思えば?あれ?これは”JITTERIN’JINN”枠?みたいな曲もちらほら。

まぁ、女性ボーカルって事で色々と似たようなバンドが出てくると思うんですけれど、これ程、いろんなバンドを思わせてくれるバンドはなかなか存在しません。(良い意味で)

最新アルバムの「バックトゥザフューチャー」では懐かしき90年代の渋谷系(フリッパズギターとか)を思わせてくれるような曲(「カーネーション」)もあります。本当にどんなジャンルでも出来るんですね。

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結局、聞いた感じ、「xxっぽい曲」であり、「xxっぽいバンド」ではないのです。「xxっぽいバンド」は結構多いと思います。でも、「xxっぽい曲」を自分達の音で奏でる。それがミュージシャンとしては非常に難しいと思うのです。それでいて、すべてを”カラスは真っ白”に帰結しているのがさらに凄い。

さらに彼らを掘り下げていくと、北海道出身のメンバーが2人(半分!)もいて、我が故郷小樽を「発祥地」としてくれているのです。
これは非常に嬉しい。こんなに有望なバンドが北海道、それも小樽!から出てくるのは地元民としては幸せです。

そういえば、サカナクションさんも小樽のバンドだとか。
僕がいた頃はまだ、そんなに音楽は発展していなかったんですけれど、玉光堂って言うCD屋に楽器屋とかスタジオとかあったんですよね。その後無くなったらしいですが、無くなった後、彼らはどこで練習をしていたのでしょうか?少々疑問にも思います。

北海道ってまだまだ新しい音楽が生まれる場所なんだなぁ、って我ながら田舎を誇りに思いましたよ。

今度、北海道に帰ったら札幌のライブハウスとかにも顔を出したいです。まだ道産子の新しい音楽達がそこで誕生しているはずですから。

 

追記(2017.1.20)

残念ながら、カラスは真っ白は3月のライブを最後に解散するようです。非常に良い音楽性だったので解散しても、また個人でも音楽を続けて欲しいです。持っと売れて欲しかった。残念です。

http://acrowiswhite.com

 

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